香港株と2種類の中国本土株 | 中国株取引の始め方

香港株と2種類の中国本土株

中国株には、香港株と2種類の中国本土株があるのですが、どういったものなのかを紹介してみましょう。中国国内に存在している証券取引所は3箇所あります。それぞれの証券取引所が香港証券取引所、深セン証券取引所、上海証券取引所となります。これらの取引所は場所によって大きく2つに分けられます。通常は上海と深センの取引所を中国本土市場、香港を香港市場と呼んで区別しています。中国本土市場に上場している株式にも2種類の株式があり、国内投資家向けの株をA株、外国人投資家向けの株をB株と言います。このことから、中国本土株のことを上海B株、深センB株と言うように呼ぶこともあります。


A株に関しては、原則として中国本土居住者以外は売買できないことになっており、人民元建てで取引がなされています。対して、日本を初めとして海外からの投資に関しては、B株の市場が適用されることになり、取引通貨は米ドルと香港ドルのいずれかとなります。香港地上で流通している株式は香港株とも言い、香港ドル建てで売買されることになり、企業の性質によってH株やレッドチップなどに分類されています。


H株と言うのは、中国本土に登記地を持っている中国本土の企業のことで、中には本土市場ではA株を発行している優良企業もあります。レッドチップとは、中国資本が35%以上であり、バハマ、ケイマン諸島、イギリス領バージン諸島などのタックスヘイブンで登記されている中国企業のことです。他にもP株と呼ばれるものもあり、中国の企業の多くは国有企業なのですが、民間の企業のことをP株と呼んで区別することもあります。